ドイツから東名阪福岡へ駆け巡りました。

雑記

前回のタイトルに気づいたら「すす」って入ってた。

すす ってなんやねん。

ヤセイは今月頭、ドイツはメールスというとこのフェスに出ました。

ドイツは初めてなんだが、父親が芸大でドイツリート専攻してて、母親もドイツに旅行行くくらいのドイツ好きな中西家、とても楽しみでした。

着陸直前に見た風景。

ドイツのエネルギー事情をちょっと調べたのだが、国をあげて脱原発して再生可能エネルギーにシフトしようとしているとのこと。

風車がこんなにあるのはそのせいなんですね。

同じくらいいわゆる排熱塔

wikiより

もあったんだけどこれは原発のなのか、火力のなのかは分からなかった。

立ち並ぶ風車は異様な光景ではあったけど、これも1つの選択なのだなと。

風車にも、賛否両論ありますけどね。

現地ではほんとにビールばっかり飲んでました。

日本のコンビニにソフトドリンクの棚、あるでしょ?ソフトドリンクは3/4.アルコールは1/4くらいの割合だと思うんですけど、ドイツは半々か、アルコール多いくらい。とにかくいろんな銘柄が。

ノンアルビールも全く本物と同じ味で(日本のそれより度数高いので製法が違うっぽい)いろいろ面白い。

あとニューヨークとかと比べると安い。

一日中飲める。

夢のような庭園

絵に描いたような城(これがメールス城です)中がちょっとした博物館になってて、展示も面白い。

ただ思った以上にドイツ語しか書いてなくて、もう少し勉強していけばよかったなと。

フェス自体はなかなかアバンギャルドなもので、ワンリフで30分押し通すフリージャズバンドがメインステージだったり、コーヒーミルと楽器のセッション←おれのTwitter見て メチャ客が来たり、みんな純粋に音を楽しみに来ているのが感銘。

セッション仕切りコーディネーターも、全員の演奏をちゃんと見て聞いた上で面白い組み合わせにしてくれて、さすがだな!と。

どうしても、癒されたい、とか、感動したい、とか想い出作り(おれが嫌いな言葉)とか、とにかく自分の見たいこと、聞きたいことが目の前に用意されないとコスパが悪く感じてしまいがちな文化行動ですが、思ってもみなかったこと、考えもしないような現象をそのまま受け入れることが素直に楽しいというのは、気持ちに余裕があることのあらわれなんだろうか。

予定調和を越えるなにかを見せたいし聞かせたいよね。それは演る方の命題。

そしてトンボ帰りで次の日からNakamura Emiツアーへ。名古屋〜大阪〜福岡と回って、最終Zepp Divercity4公演。

とても集中力が問われる現場でした。

なんせNakamura Emiさん、通常編成のアコギ+ビートボックス+エミちゃんがほんとに素晴らしいので、俺は勝手にプレッシャー凄かったし笑

余計な音を出さずに、良いものを作り上げようとみんな必死。

Percの大塚雄士なんか、キーボードとサンプラーとギターまでこなして、テクスチャ面でも貢献がすごくて。

暗くてごめん

Drトモさんは大地のようなグルーヴで芯を支え。

じゃあ俺は何をしたら良いのか?

しかも、レコーディングしたのは俺じゃなくてSOKUSAIさんという大先輩のベーシストだし。

その中で、オリジナルの良さを生かしつつ次に進むためにはとすごく色々考えました。

埋もれすぎず、前に出過ぎず。

空気みたいに自然だけど、たまに油断して開けた窓から、、、、、爆弾?投げ込むみたいな。

あなたの心のスキマに静かに浸透したい。

それはヤセイのメンバーに対してもヤセイのお客さんに対しても、ZA FEEDOメンバーに対してもお客さんに対しても、そしてエミに対してもお客さんに対しても、変わらない俺のスタンス。

むしろ今回気付かされたのは、もっと前に音を飛ばさないと↑この絶妙なバランスにはいけないということ。

それをメンタルと楽器、演奏の3つのパラメーターに当てはめてフォーカスしていって、最終的にベースのセッティングが変わった。

具体的に書くと難しいんだけど、楽屋でネック外したりしたということです笑

詳しいこと知りたい人は言ってくださいな。

かなり乱文失礼しました!