餃子研究会へようこそ

雑記

どうも拓郎です。

今日は先日行われた餃子研究会のレポートです。

餃子研究会とはSPECIAL OTHERSのギタリスト柳下さんを中心として結成された研究会でありまして、餃子に対する飽くなき探究心に満ち満ちた研究会です。

活動内容としては主に東京周辺の餃子屋に行きまくって食べまくり、美味しいお店を発掘するというシンプルなものです。

今回は柳下会長(以下ヤギさん)と僕、そして別所くんというメンバーで、主に新宿近辺の餃子屋に行って参りました。

ではさっそく一件目に行った「餃子の店 大陸」というお店のレポから。

新宿 「餃子の店 大陸」

平日の16時にアルタ前にて待ち合わせた我々。

僕は以前から持っていた餃子研究会のTシャツをバッチリ着ていったのだが、ヤギさんも着てきていた。さすが研究会の長である。

これ↓

別所君はTシャツを持っていないので3人おそろにならなかったのが残念と言えば残念だけれど、もし別所君も着ていたらさぞかし迷惑な集団になっていただろう。

【餃子研究会】と書かれたTシャツを着た集団がお店に来たら、餃子屋さんにとってやりづらいことこの上ないはずである。

「【インストバンド研究会】って書かれたTシャツを着た人たちが自分たちのライブで最前列にいたらすごく嫌だけど、それと同じようなプレッシャーを与えるであろう」

という話になり、次回からはちょっと気をつけようと思った(でもいつかおそろで研究会を開催したい)。

そんなことを話しながら歩いているとすぐ「大陸」につく。アルタから歩いて3~5分くらいのビルの4階にある。

ここは何でも昭和28年から続く老舗らしい。

平日で開店直後ということもあり、我々研究会がその日の一番乗り。

窓際の明るい席に案内され、とりあえず飲み物を頼んで乾杯する。

餃子は「焼き餃子」と「水餃子」、「特製焼き餃子」をそれぞれ一枚ずつ頼む(今回はあくまで餃子を研究しに来たので、餃子以外は頼まない。そしてこの後のことも考えて餃子の量は必要最低限にする)。

注文をし終わると、お店のおばちゃんが「餃子ちょっと時間かかるからこれサービス」といって砂糖をまぶしたナッツの揚げものみたいなのをくれた。

嬉しい気遣いである。そしてうまい。

君は餃子革命という餃子ロボを知っているか

このナッツをつまみながら雑談していると、ヤギさんが自動餃子製造機「餃子革命」なるものについて教えてくれた。なんでも最近気になっていて、市場価格なども調べているらしい。

TOA小型餃子製造機「餃子革命」

dumpling machine 餃子製造機 饺子机

新品で100万以上、ヤフオクとか楽天では30~50万くらいの値段のようである。

中古の価格まで調べているということはけっこう買う気満々じゃないだろうか。さすが日本一餃子を愛するギタリストだ。

もし気になる人がいたら楽天のリンクを貼っておくのでこちらからどうぞ↓。そしてこの世にたくさんの餃子を生み出してください。そして感想教えて下さい。

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東亜工業 小型餃子製造機『餃子革命』MA-G-1030 2018年製

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餃子革命は1時間に1500個くらい作れるのに対して、人間だと一人200個くらいが限度だ、だから餃子の店をやるなら買わない手はない、いやでもやっぱり機械で作るのと人の手で作るのとでは味が違うんじゃないだろうか、いや餃子は皮と餡さえしっかりしていれば包み方はあまり問題ではないのではないか、それよりも焼き方が大事なんじゃないか、とかいろいろ話していると、さきほど注文した水餃子がやってくる。

三人とも黙って、ファーストルック。

ヤギさんと別所くんの視線にはこれまで多くの餃子と対峙してきた重みが感じられる。さすが音楽界における餃子研究のフロントラインである。

僕なんかは「ぷるぷるでうまそう」というくらいの感想しか出てこない。

で、とりあえず食べる。

 

 

 

 

うまいっ。

 

 

 

 

個人的にはとっても好きな餃子である。

他の二人も納得したようにうんうんとうなずいている。

美味しいねと言い合っているとすぐに焼き餃子も来る。

黙る。

こんがりで美味しそう。

ちなみにこれは特製焼き餃子の方である。普通のほうは写真撮り忘れました。でも見た目はほぼ一緒でした。

んでさっそく食べる。

 

 

 

 

 

 

うまいっ。

 

 

 

 

二人もうなずいている。

焼き餃子も、特製焼き餃子も、両方おいしい。特製のほうはちょっとエビが入っているのかな。

 

このお店の餃子の主な特徴としては

  • あんは野菜の比率高め
  • 皮厚め
  • 焼き餃子はすこし小ぶり

な感じである。

本当はヤギさんと別所くんがもっといろいろ話してたけれど、忘れてしまった。次回はレコーダーを持参して記録しておこうと思う。

まあとりあえずうまい、という結論である。

そして早々にすべて平らげてしまった我々は、次の店の餃子を食べるべくすぐに移動を開始する。どこまでもストイックなのである。

月曜日は焼き餃子と水餃子が半額になるらしい。あの餃子が安く食べられるなんてすごくお得だと思う。もし月曜に新宿で御飯食べることがあったら行ってみてください。

新宿 「駆け込み餃子」

二軒目は「駆け込み餃子」である。このお店は一軒目の「大陸」のすぐ近くにある。

このお店も窓際の席になって、写真撮影的に嬉しいなと思ったのだが(自然光のほうが好きだから)、我々にはすこし席が小さめでちょっと態勢が難しかった。180センチ前後も背丈のある男三人が集まればまあこういうこともある。

ここのメニューはいろいろ餃子の種類が豊富だった。トマトチーズのやつとか餃子カツとかいろいろあったが、もちろん我々が頼むのは焼き餃子と水餃子オンリーである

ここでもまず飲み物を頼み、乾杯。

そしてしばらくするとすぐに水餃子と焼き餃子が来る。

どちらも美味いが個人的には大陸のほうが好きかもしれない。

餃子の特徴としては

  • 皮は薄くもなく厚くもなく
  • 肉の比率高め
  • にんにくとニラを入れるか選べる
  • 革命系?

という感じだろうか。

4つ目の「革命系?」というのは、もしかしたら件の餃子革命的な機械が使われているのかな?という意味である。

そう思ったのは餃子の形がすべて綺麗で統一感があったからなのだけれど、今ひとつ確信が持てなかった。

餃子ロボ「餃子革命」の存在がもっとお茶の間に浸透してきたら、革命系という餃子のジャンルが確立するはずだ、というのが研究会としての予想であり、そんなジャンルが確立されるほどもっと餃子人気が高まって欲しいというのが願いである。

新宿 「岐阜屋」

次は思い出横丁にある「岐阜屋」だ。

このお店はなんといっても佇まいがよく、その雰囲気に惹かれてフラフラと寄った。

飲み物は三人ともホッピーを注文、餃子は焼き餃子オンリーだったので、2枚頼む(こういうお店は何故ホッピーを頼みたくなるんだろうか)。

ここのホッピーは焼酎とグラスが別々で出てくる。まず氷の入ったグラスとホッピーを渡され、それからなみなみとコップに注がれた焼酎が「タンッ」と前に置かれる。

これは完全に駄目になるやつだ、とコップの焼酎を見て思う。

グビグビ飲むと酔っ払って完全終了しそうだったので、慎重になりながら飲んでいるとお店のお姉さんに

「餃子研究会・・・?なにそれ」

と突っ込まれる。

こういうTシャツがあるんですよ、とすこしあやふやに答えると

「うちの餃子は美味しいよ!」とニコっと言われ、僕たちもニコニコしておく。

そんなこんなしていると、さっきから目の前の厨房でじっくり丁寧に焼かれていた餃子が出来上がってくる。

なんともジュワカリっな焼き加減で美味しそうだ。

早速食べる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にんにくすごい!

 

 

 

 

ちょっとびっくりするくらいにんにくが入っていて、ニンニク多めの餃子が好きな人にはたまらないであろう。

翌日に大事な商談がある人とかは食べないほうが良いかもしれないけど、逆に1~2日家に引きこもるつもりならバシバシいってもらいたい。そんな背徳的な餃子という印象である。

このお店の餃子の特徴としては

  • にんにくすごい
  • 皮は普通の厚さ
  • 焼き加減よしっ
  • 雰囲気の総合点高し
  • ビールが合う

という感じだろうか。

 

 

ホッピーじゃなくてビールが正解だったなとみんな思いながらグラスを空けて店を発つ。

高田馬場 「餃子荘 ムロ」

新宿の次は高田馬場の「餃子荘 ムロ」である。西武新宿線ですぐ。

ここはヤギさんがその日一番楽しみにしてきた店なのだと聞いて、俄然テンションが上ってくる別所くんと僕。

高田馬場駅の慣れない構内でちょっと迷いながら、なんとか出口を見つけて向かう。

お店の場所は駅からすぐだ。

しかしここにきてまさかの

 

 

 

 

 

 

 

お店休み!!

 

 

 

 

 

 

圧倒的お休み!!!

 

 

 

 

 

シャッターが閉められ、一欠片の明かりもない。

重たく閉められたシャッターを見ていると、この世に希望なんて一つもない気がしてくる(楽しみにしてきた店が閉まっていたときのあの絶望感って何かそれ専用の言葉はないんだろうか)。

グーグルマップでは営業中って書いていたのに。。。

無念。

ということで気を取り直してつぎは池袋に行くことになった。

池袋 「開楽本店」

この「開楽本店」も有名な店らしく、前からヤギさんは目をつけていたそう。

それを聞いてまたテンションが上ってくる別所くんと僕。

お店の場所も池袋駅からすごく近い。

池袋駅は行くといつも少し迷うのだが、昔よく来ていたという別所くんのおかげでスムーズに脱出。

お楽しみの「開楽本店」までウキウキと歩く。

しかし

 

 

しかしまさかの

 

 

 

 

 

お店休み!!

 

 

 

 

 

休みに次ぐ休み!!!

 

 

 

 

 

そんなばかな。

グーグルマップでは営業中ってなってるのに。

あぁぁぁぁ。

 

 

三人とも一瞬言葉を失って途方に暮れるが、こりずにまたグーグルマップで「餃子」で検索をかける。

すると銀座天龍が東武にあるっぽいので、とりあえずそこを目指す。

二人は前に銀座の本店に行ったことがあるから今回はとりあえず候補から外れていたけれど、この非常事態だからしょうがない。

池袋 「銀座天龍」

東武百貨店の建物内で若干迷いながらもなんとかお店に辿り着くわれわれ。

数人並んでいたが、わりとすぐにお店に案内される。

お店は百貨店の12階にあって、わりと地上から離れている。でも高所恐怖症の僕でもなぜか窓から見える景色は怖くない。

 

メニューには水餃子がなかったので、焼き餃子を一枚頼む。

そしてお酒を飲みながらいろいろ話していると10分か15分くらいで焼き餃子が出てくる。

角度の問題で見えないが、このでっかいのがこの3つの下にさらに3つある。つまり一皿合計6個。食べごたえは抜群だ。

でっかいし焼き色もいいし美味しそうである。

さっそく食べると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うまいっ

 

 

 

 

わかりやすく美味しいというか、すごくジューシーなのにそこまでくどくないし、皮がサクサクしてて幸せな気分になる(餡がそんなに混ぜられてないからこの感じが出るのだろうかとか、大きさの割に何個でも食べられそうなこの無限ループ感はなんだろうとかヤギさんと別所くんはいろいろ分析していた)。

銀座天龍は初めてきたけど、これは人気があるわけだ。

とりあえずここにくれば美味しい餃子が食べられる、という安定感・安心感がすごい。

お腹をペコペコにして、この餃子とビールを口に入れたら満足感が半端ないだろう。こんどやってみよ。

 

天竜の餃子で三人とも満足しかけたが、先程の二件連続店休事件でなんとなくもやもやしていた我々は、さらなる餃子を求めて、次は渋谷にGoすることに。

渋谷 「薄皮餃子専門 渋谷餃子 渋谷本店」

山手線で渋谷に降り立った我々はセンター街にある渋谷餃子を目指す。

このお店にしたのは、グーグルマップでレビュー数が多く、かつ評価が高かったからである。

結局グーグルマップを頼りにしてしまうのだから、やっぱりグーグルってすごいんだなと思う。

渋谷の人混みに揉まれながらお店につくと席があいてなくて結構待つ。

お店の外の階段が待ち場所なのだが、そこがとても暑い。風がまったく通らないので、汗がダラダラたれてくる。

夕方からとはいえ数時間も真剣に餃子と向き合って体力がなくなってきた我々にはなかなか辛い時間である。

ようやく中に案内されると汗をハンカチで拭って一息ついてから、焼き餃子と水餃子とお酒を頼む。

水餃子も焼き餃子も割とすぐ出てくる。

焼き餃子の方は食べる前に写真を取り忘れて最後の二個のところでぎりぎり撮った。

ここの餃子は店名の通りすごく皮が薄く、肉の比率がたかい。そして安い。

若い子たちに受けそうな感じである。お店の中を見回すと案の定わかい子達がたくさんいて、みんなキラキラしながら餃子を食べている。

ふむふむ、と餃子とお酒を味わったわれわれはやはり、さきほどの連続店休事件が尾を引いてまだ少しもやもやしていたので、もう一軒だけ回ることにして早々にお店をでる。

渋谷 「陳家私菜 中華料理」

最後は陳家私菜 中華料理 渋谷店にした。

選んだ理由はやはりグーグルマップだ!グーグルマップがないともう生きていけない!

場所はパルコの近く。

だんだん完成してきたパルコを横目に少しあるくとすぐの場所である。

店内は広くて内装も良く、落ち着ける感じである。

辛いものが有名なお店らしく、お客さんは全員すごく赤い料理を食べていた。

席に座ってメニューを確認すると、シンプルな焼き餃子と水餃子がなかったので、それに準ずる餃子を頼む。

このふたつ。

ごまなんとか焼き餃子と、うーんと、なんか辛い水餃子である(名前忘れたしそろそろ書くのに疲れてきたのである)。

でこの2つを食べる。

 

 

 

 

 

 

うまいっ

 

 

 

 

 

ごまは香ばしく、餡に混ぜられたパクチーもほどよく効いている。

水餃子のほうは辛いけど癖になる美味しさである。

ふたつとも良い餃子だ。ここに来てよかったなと思っていると、ふとテーブルの端においてある香辛料が目に入った。

「危」と書かれたものがテーブルの上に置かれているのは初めて見るぞ。

見ているだけで口の中が少し乾くくらい辛そうだ。

あとこういうのもある。

激辛。

さすが辛さを売りにしているお店である。

やっぱり人間、「辛いからね!すっごく辛いからね!」と言われれば、どれどれと試してみたくなってしまうものらしく、ヤギさんも別所くんも果敢にチャレンジして、「からっ!!!」と声を上げていた。

もちろん僕も食べた。

今回は満場一致で新宿 「大陸」の優勝

そんなわけで今回は合計6店舗回ったわけだけれど、どこがいちばん好きかといわれれば三人とも一軒目の「大陸」ということで一致した。

餡も皮も焼き方もとてもバランスが良くて、しっかり満足させてくれる餃子だった。

餃子だけでなくて、他のメニューも食べてみたいと思わせられた。

お店のおばちゃんのキャラクターも良かったし、とりあえずまた行きたいお店である。できたら焼き餃子と水餃子が半額の月曜日に!

 

 

しかしこんなに餃子を食べ歩いたのは生まれてはじめてだった。

その日の帰り道はしばらく餃子は良いやと思ったが、これを書いている今はすでに美味しい餃子が食べたくなっているのだから、餃子はおそろしい食べ物である。

 

そしてここでライブ告知!

 

告知に次ぐ告知!!

 

9月8日と9月29日と10月5日にヤセイのライブがあるのでよかったら来てね。

2019.9.8(SUN)
@新宿NINE SPICES
[OPEN/START]18:00/18:30
[ADV]¥2,500
[ACT]*Yasei Collective *Burgundy *POINT HOPE *TOKYO QUARIANS *babaroa

 

中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2019
Day1: 2019年9月28日(土) 開場10:00 / 開演11:00(予定)
Day2: 2019年9月29日(日) 開場10:00 / 開演11:00(予定)
※雨天決行(荒天の場合は中止)

ヤセイの出演は29日になります。

詳細は公式HP

 

2019.10.5(SAT)
@下北沢ERA
TICKET ( ADV / DOOR ) :¥3000 / ¥3500 (+1D) ※1部2部通し券 ¥4,500

【ACT】

〜1部 昼の部〜 OPEN 12:00
mouse on the keys
The Physics House Band

〜2部 昼の部〜 OPEN 18:00
Yasei Collective
The Physics House Band