こんにちは。ベースの中西です。このブログは拓郎がブッチギリで濃い内容を書く、マサナオは面白い話題を提供、俺は俺が興味あるニッチなことだけを投稿する、というとても住み分けの良い内容になっております。
俺、小さい頃家にゲームがなかったので実は拓郎の書いてたゲームのこと、ほとんどわかんなかったです。でも読んでたらスゲー面白そうで、やってみたいんだけどやったらたぶん廃人になるのでSwitchで止めておきます。←Switchは持ってる。
拓郎おもしろい。
前回の僕の記事の最後で、必ず使う2種類のベース・エフェクター(プリアンプ)を挙げましたが、ちょっと思うところあったので加筆します。
XoticのBASS BB Preamp
これはかれこれ6〜7年使っていて、ずーっと同じ使い方(ゲイン0でずーっとかけっぱなし、写真の通り)です。ちょっとアンプっぽい音になるので、ラインの音がツルツルしてて馴染みが悪い時に重宝します。有名どころだとサンズアンプのBASS DRIVERがあるけど、僕の使い方だとあれはどうしても合わなくて使いません。
年始に配信されたいきものがかりの”WE DO”
での僕のセッティングは、ベース→BB Preamp→ACME AUDIO Motown DI
でライン直、一本だけでした。アンプ使わなかった。スタジオにあれば使ったかもしれないけど、音数の多いオケでラインとアンプ両方鳴らすとゴッチャになりそうだったのでこれはこれで正解だったと思います。
ただこの人、すごい欠点があって、音がちょっとだけ遅れるんです。グッて弾くと一瞬タメが入ってからンズブッて音が出てくる感じ。気にならない人もいるかもだけど僕はナチュラルでノリがすごい後ろなので機材の相性が悪いとかなり気になる。特にAvalon(定番のダイレクト・ボックス)との相性が悪くて、録った音をコントロール・ルームで聴くとこんなに遅れてる???ってぐらい遅れます。
その点BOSSのBB1-X
そもそもBB Preampの単体での音なんか、良いと思ったこと一度もなくて、ローがスカスカで妙に前に出てくるので。他の音と混ざったときに始めて「あーこれで良かったんだなー」とか確認できる感じ。
じゃあなんで使い続けてるのって話なんだけど、なんかBB Preampって背中押してくれるんですよね。「オマエ、モット、弾ケ!」って。
僕の性格上、どうしてもグイグイ行くのが苦手なんですけど、これはもうどうしようもない。自分のジャスティスを押し通して、自分が気持ちいい音で録音すると、後から聴いても何にも聴こえないことが数多くありまして。そんな時にこのBB Preampの無神経な尖った音(笑)が助けてくれるんです。
オクターバーとかディレイとかも良く使ってきたんだけど、ここまで使い倒したエフェクターはほかにない。でも好きで使ってるわけではないというジレンマ(笑)
じつは、今年の目標はBB Preampから卒業することかも。
自分の音が前に出て行く価値を、自分で認められたらもっと弾き方も変わってくるだろうね。
リットー・ミュージック ベース・マガジンでの連載”遊星からのグルーヴX”も連載中なので、そちらもよかったらチェックしてみてね。